○○ちゃんひとりだったら大変でしょ?

5歳クラス(年長)になってから、お友達との関係が大きく進歩したのを感じていました。特に仲のいいお友達とは毎日自由遊びの時間にお絵かきをしているようで、1日に何枚も持ち帰ってくる作品には、お友達が描いたお姫様とわが娘が描いたお姫様が隣に並んでいました。園で将来の夢についての絵を描いたときのこと、娘とお友達の夢は同じ「ケーキ屋さん」でした。しかも2人で一緒にお店をやると言います。お友達に「同じ夢なんだね」と聞くと、「○○ちゃんひとりだったら、お客さんが来たときに注文を聞いたり、お金をもらったりするのが大変でしょ。だから2人で協力してやるんだ」と言ってくれました。マイペースなところのある娘を支えてくれようとするお友達のやさしい気持ちに感動してしまいました。そのお友達とは保育園卒園後に同じ小学校に入学。距離の近さゆえに時々思いがすれちがってケンカをすることもありますが、娘にとっては変わらず頼りにしている存在です。いずれ娘もお友達も、それぞれに夢が変わっていくのだと思いますが、同じ夢をみていたお友達がいたことが記憶に残っていればと願っています。