保育士と保護者は互いに敬意を持って

新入園児保護者会で、保育園の理事長が語った言葉です。

心に残ったのは、ある出来事があったからです。

生後6カ月の第1子(長女)を預け始めた直後のこと。

担任の保育士さんには新卒の方もいて、ある日、帰宅してテープ式のおむつを替えようとしたら、あり得ないほど(笑)きつきつに締めてありました。

連絡帳に「きつかったので、気を付けてください」と書いたら、「注意します」とのことだったのですが、子育て初心者の自分のことは棚に上げ、「若い人は…」みたいな気持ちが残っていました。

そんな時に言われた「互いに敬意を」でした。

新卒の保育士さんも養成校できちんと学んできていること、一方、保護者も仕事をこなしながら子育てに奮闘していること。それを互いに理解しましょうという趣旨だったかと思います。

一事が万事の評価をしていたことを反省しました。

その後、昼時にベビーカーで眠り込んでいた娘を預けた時、目を覚ましてぐずる娘が、新人保育士さんの腕の中でみるみる寝入ってしまいました。

家では寝かし付けに苦労していただけに「神業!?」と思うと同時に、理事長の言葉が改めて胸に落ちました。