怖いドキドキと嬉しいドキドキ

この春、娘が2歳児クラスに進級しました。

人見知りの娘は、担任の先生が変わり、新しいお友達が2人増えた環境に慣れようと頑張っていました。

下から持ちあがりの娘は、今までのお友達と遊びながらも、新しいお友達が気になって仕方がないよう。

連絡帳にも、「いつもじーっとお友達を見つめています」と書かれています。

4月中旬。新しいお友達の1人が、先生の足元にしがみついているのが気になるけれども、声をかけられないと、夕食のときに話題にするようになりました。

「さみしーよね。でもきんちょーする」そういいながらも、なかなか声がかけられない娘。

そんなある日、たまたま入り口で新しいお友達と一緒になりました。

双方の親はベビーカーの片付けなどで少し離れたところにいて、娘とお友達が2人きり。

大丈夫かなとみていたら、娘は口をキュッとしたあと、「おててつなぐ?」と声をかけました。

にっこりと手を繫いでくれたお友達に「もうひとりじゃないよ、いっしょにいこー」といって、2人で走り出しました。

教室について、私と別れるときに、「ドキドキした。怖いドキドキと嬉しいドキドキ」と目をキラキラ輝かせながら、少しお姉さんな顔を見せてくれました。