発育がとてもゆっくりな娘。寝返りは10か月、ハイハイは1歳を過ぎてからというスローペースで成長してきました。
1人で歩けず、言葉も遅れているため1歳半健診で引っかかり、療育センターに行くことになりました。
専門の先生方に歩行指導をしてもらうと、本人もコツをつかんだのか、その日の夜に突然歩き出したのです。
1歳10か月での歩行デビューでした。
翌日、保育園に娘を迎えに行くと、先生が真剣な様子で、「お母さん、少しよろしいでしょうか?」と言われました。
何か問題でも起こしたのかとドキドキしていると、「今日ちーちゃん(娘)が急に1人で歩きだしたから、保育士たちが皆びっくりしていたんですよ。どんなことをされたんですか?」と言われたのです。
前日の件を伝えると、「そうだったんですね。これから保育園で気を付けることや、やるべきことなどがあったら教えてくださいね。」と言っていただきました。
娘の「事件」に、ベテランの先生方がびっくりされた様子を思い浮かべると、なんとも痛快な気分になりました。
大規模園で一人一人に合わせた保育は容易ではないと思いますが、それでも娘の発育に寄り添ってくれたことが何よりもうれしかったです。