今日は少しだけどにんじん食べたよ

今年度の始まりは新型コロナ一色で、保護者も先生たちもバタバタ。息子の1歳児 クラスは12人。担任の先生は3人。送り迎えの際に、先生とも保護者とも一言二言、 言葉を交わす程度になりました。 担任の先生のうちの1人は、小さいお子さんを持つママ先生です。「お子さん泣いていたけど、にんじん食べさせましたよ! 私たちも頑張ってるから、ママもおうちでもっと頑張ってください!」と笑顔で叱咤激励してくれました。悪気はない純粋な気持ちだと思います。でも、私は歯を食いしばって頑張っていた時期だったので、「まだ頑張らなきゃいけないの? 私、保育園に甘えちゃいけないんだ」と、悲しくて泣きました。 他にも、中学生くらいのお子さんを持つ ママ先生がいます。「今日は少しだけど、に んじん食べたよ」と、感謝や息子の嬉しい様子を一言伝えてくれます。それを聞いて、 息子に苦手なものを食べさせようとする気力が湧きました。 送り迎えに交わすたった一言ですが、人 に与える言葉の影響を実感しています。それから、時々ですが、連絡帳に先生方への 感謝の気持ちを書くようにしています。 以前のように、送り迎えの際に先生と立ち話や、世間話をしながらの相談もできなくなりましたが、その中でも、保育園が自分にとって心の安心・安定の場所になるように、先生方とコミュニケーションをとっていけたらいいなと思ってます。