「パパ、早くお仕事行って!」

登園しても親から離れたがらない、でも出勤する時間が迫っている、後ろ髪をひかれながら、保育士に子どもを託して、子どもの鳴き声を振り切って出勤する。多かれ少なかれ、どの親子も体験する「あるある」だと思います。お兄ちゃんが一緒だったことで割と苦労が少なかった次男の登園ですが、お兄ちゃんが卒園したあとは、登園時、苦労することもたびたびでした。

しかし、徐々に慣れるもので、泣かれる回数が週に2回、1回と減っていき、いつの間にか「パパ、早くお仕事行って!」と言われるようになりました。そう言われてしまうと、逆に構ってしまいたくなるもの。お友だちと遊ぶ様子を少しはのぞき見たい。「ほら、ちゃんと帽子をかぶってね」などと構おうとするものなら、怖い形相で急き立てられてしまいます。

お友だちと遊んだり、園庭を駆け回ったりすることが楽しい時間となっていることを嬉しく思う反面、もう少し構ってほしいなぁと淋しくもあります。