食欲旺盛な4歳の息子・れい。「ごちそうさま!」の後は、いつも冷蔵庫を開け、デザートを物色するほど。でもこの夏は、ピーマンが食べられず、食事時に嫌な空気が漂いました。でも、旬の野菜は値段も安く、栄養もあるので買わないわけにもいかず、私は料理にどんどん使い、他のおかずと同様にお皿に調理したピーマンを取り分けました。結局、最後までピーマンは残り、「お母さん、食べて~」と一言がでる日々。仕方ないと思いつつ、「少しでも食べてほしい」と感じていました。
そんなころ、保育園で食育の一環として夏野菜の栽培が始まり、偶然にも息子のクラスはピーマンを植えることになりました。お迎えのときに、プランターなるピーマンの様子を一緒に観察するものの、食べられない状況は変わらずでした。
そして迎えた収穫の日。育てたピーマンは、当日の給食に使われ、息子は「れい達のピーマン入った!」と大喜びだったそうで、連絡帳には担任の先生から「よく食べましたよ!」のコメントがありました。大好きとまでは行きませんが、その日を境にピーマンが食べられるようになり、自信をつけたようです。やはり保育園の力ってすごい! です。