「おばあちゃんが来てくれて、うれしかったと思います」

(保育士から)

ある日の連絡帳のコメント欄に書かれていた言葉です。

その日は月曜日。朝の保護者欄に「土日に田舎の祖母が遊びに来てくれました。一緒に公園に行きました」と私が書き、それに対してのコメントでした。

なぜ、この言葉が印象に残っているかというと、保育士さんが2歳の娘の気持ちになって書かれていたのが伝わってきたからです。

この保育士さんはベテランの方ですが、子どもと同じ目線で接してくれています。保育参加で半日、保育園での生活を体験したときにも、他の保育士さんは「わ~。○○ちゃん上手!」という感じの接し方(それはそれでもちろんよいと思います)ですが、彼女は「ここにも貼っちゃえば」のように、一緒になって子どもたちとふざけていたのが印象的でした。

連絡帳にも、通常なら、「うれしかったでしょうね」などと大人の視点(見立て)で書くところ、娘に同化・共感して、その気持ちを代弁してくれたと感じ、しみじみ感動したのでした。