この春、娘はこども園を卒園し、小学生になりました。私は、卒園アルバム制作委員をやり、無事8月にアルバムを全員にお届けすることができました。
できあがったアルバムを娘と一緒にめくりながら、園生活を振り返りました。
コロナ禍だったこの2年半は、園もはじめてのパンデミックに対応がとても大変だったと思います。
マスク生活が始まり、クラスを半分に分けて、食べる場所を変えたり、始終アルコール消毒をしたりと、本当に先生方の負担は大きかったと思います。
それでも、遠足、こども会、運動会、夏祭り、移動動物園、卒園式などほとんどすべての行事を、規模は縮小したにせよ実施してもらえたことを、写真を見ながら思い出しました。
娘はアルバムを抱えて「私、コロナでいろんなことができなくなったと思っていたけど、先生たちががんばってくれて、こんなにたくさんのことができていたね。思い出がいっぱい詰まったアルバムを作ってくれて、ママ、本当にありがとう。」と言ってくれました。
クラスメートのお母さん方からもたくさんのありがとうのLINEをもらって、思い出が形に残せてよかったなぁと思っています。
生後6週で仕事復帰し、待機児童、ワンオペ育児などを経験し、我が家は社会問題の巣窟か!?と何度も思いました。どうにもならずに保育園を考える親の会の普光院さんに泣きついたことは1度や2度ではありません。そんな6年間の保育園生活からの卒業は、感慨深いものがあります。
仕事と育児の両立にあっぷあっぷしながら、子どもからうつった手足口病やら水疱瘡やらに親がたびたび重症化し、救急搬送されたこともあり、ホントにどうやって生きてたんだろう?とすっぽり記憶が抜けている時期があります。
でも終わってみたら、時間が経てばなんとか回せて行けるようになるから、低空飛行でいいから飛び続けるので正解だったんだなぁと思います。
現在、7歳になる娘は、家事の大きな戦力。今では帰宅直後のバタバタの時間には、「私がお風呂沸かして、洗濯物取り込んでたたんでおいてあげるから、ママはごはん作って!」と自発的に動いてくれます。
こどもは6年間でこんなに成長するんだな。私は人として成長したかな?
そんなことを思いながら、できたばかりの卒園アルバムを夜中にまた一人で見ています。