保活体験記 vol. 6「認可外に入園金を8万円払うが、認可に決まる」

【保活の経過】

2018年1月: 妊娠発覚。
2018年3月: 夫の会社のファミリーサポートを利用して保活のTo Doの不明点をクリアにしました。住民税でランクを計算すると、認可には入れない可能性が高いことがわかり、認可外を前提に保活すべきと判断。
2018年4月: たまたま手に取った雑誌で認可外は早いもの順で決まることが多いことを知りました。
2018年5月:エクセル表に保育園をリストアップして優先順位づけし、認可外の説明会予定を情報収集。日中しかも限られた時間しか電話受付がなく、仕事を抜け出してかけるのはストレスでした。説明会参加のために貴重な有休を使いました。この時期まだつわりが辛く、めまいや吐き気と格闘しながらどうにか仕事をする日々。すでに体力・精神力が限界の状況での保活は大変でした。
2018年7月半ば〜8月半ば:産休開始とともに猛暑で臨月の中、認可外保育園をまわりました。
2019年開所の保育園の情報を得るのが遅れ、いくつか説明会は人数オーバーとして断られました。保育園は徒歩でしか行けない住宅街の中に多く、1日1軒行っただけでその後ずっと体調崩して寝込むこともしばしばで辛かったです。
2018年8月後半: 出産。
2018年10、11月: 認可保育園を見学にまわりました。
2018年12月: 認可を第8希望まで書いて出しましたが、無理と見込んで認可外を専願で出しました。
2019年2月: 専願の認可外が通ったものの、認可の合格発表前日までに初月度費用(8万)を払わないと席を確保しないといわれ、泣く泣く払いました。翌日に認可合格がわかり、そちらの方が家に近かったので、8万捨てて認可に決めました。

【困ったこと】

・保活と一言でいっても具体的にいつ何をしなければならないかを妊娠前に知らなかったため、To Doスケジュールをどう立てるか調べて理解するのが大変でした。何のアクションが必要で何が大変かが人によって違いすぎるため(世帯収入も関係するなど)、友達と話してもあまり具体的な話は聞けなく、スタートが遅れたため、余裕なしの活動となりました。

・認可外の見学や申し込みのルールが園ごとに違いすぎるため、一軒一軒調べるのに時間コストがかかり大変でした(ほとんどは電話しないと情報がつかめない状態)。

・苦労して行った園見学で子どもと先生の関わりがわからない園が半数近くで(特に認可外)、どの園が良いか悪いかのクオリティの判断材料を園見学であまり得られませんでした。結局希望順位のつけ方は、違和感のあった数園を除いた以外は登園時間が短い順になってしまいました。月に一回しかない園見学の日なのに、お昼寝の時間や避難訓練の日など、園児がいない日にわざわざ設定されているのはとても疑問でした。現在は夫の都合でアメリカ合衆国の保育園に通っていますが、そこではいつでも見学可能、さらにオープンデイと呼ばれる先生と子どもとその親が参加して見学者と話をする機会が年に1回設けられており、わたしのいた地区もそのようになってほしいなと思います。

(東京都都心区 2019年4月0歳児クラス入園をめざして)