発行の背景

「保育力充実度チェック」は、首都圏など都市部自治体の保育施策について、保育園を考える親の会が独自に行う調査のまとめとして、2001年度より発行してきました。保育利用(希望)者の方には、自分の住む町にはどのような保育の受け皿があるのか、どの町に住めば安心できる保育が確保しやすいかの指標として、また、行政関係者、研究者、事業者の方には、地域間の施策の比較、地域の現状がわかる情報として参考にされています。

子ども・子育て支援新制度が実効性をもつためには、ますますの行政の透明性、情報による市民のエンパワメントが必要です。保育のあり方について考え議論するための基礎データとして活用していただければ幸いです。

2024年度版見どころ

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調査対象の自治体

目次(全96ページ)

データ

データ1/保育の整備状況(認可・認可外)  →「認可保育園やこども園の整備状況は?」
データ2/認可保育施設・事業の入園状況 →「年齢別の利用状況は?」
データ3/認可保育施設・事業の入園選考 →「認可に申し込んだ子どもの何%が認可に入れたか」
データ4/認可保育施設・事業の保育料・給食 →「無償化の範囲や給食費の額は?」
データ5/認可保育所の延長保育、夜間保育、土曜保育、休日保育
データ6/認可保育所の0歳児保育、障害児保育、病児・病後児保育、一時預かり
データ7/認可保育所の人員の充実度 →「保育士配置の新基準はどの程度達成しているか」
データ8/認可保育所の面積・園庭・保育の質確保策 →「園庭がある保育園はどのくらいあるか?」
データ9/公立保育所の民営化の動向

記事

・各データの詳細解説
・保育状況は本当によくなっているか?
・<概観データ>過去6年間の状況
・民営化に求められる最低条件10か条

解説ページ・データページ見本

※画像は2019年度版

調査対象の100市区

東京都

東京23区、昭島市、稲城市、青梅市、清瀬市、国立市、小金井市、国分寺市、小平市、狛江市、立川市、多摩市、調布市、西東京市、八王子市、東久留米市、東村山市、東大和市、日野市、府中市、町田市、三鷹市、武蔵野市

千葉県

千葉市、我孫子市、市川市、市原市、浦安市、柏市、鎌ヶ谷市、佐倉市、流山市、野田市、船橋市、 松戸市、八千代市

埼玉県

さいたま市、上尾市、朝霞市、春日部市、川越市、川口市、越谷市、志木市、草加市、所沢市、戸田市、新座市、富士見市、ふじみの市、和光市

神奈川県

横浜市、川崎市、厚木市、海老名市、鎌倉市、相模原市、座間市、茅ヶ崎市、平塚市、藤沢市、大和市、横須賀市

政令指定都市

札幌市、仙台市、新潟市、静岡市、浜松市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市、神戸市、岡山市、広島市、北九州市、福岡市、熊本市

*2018年度版では、2017年度まで対象だった埼玉県桶川市が対象外となり、東京都・東大和市が新たに加わった。

購入方法

企画・進行はスタッフがボランティアで従事しておりますが、調査費用・冊子制作経費を捻出するために有料で頒布しております。調査を継続するためにも、多くの方にご購入いただけましたら幸いです。

頒布価格

2024年度版から1冊1100円(税込)+送料(送料は2冊まで88円<変更する場合あり>。3冊以上は分包になり冊数に応じた送料となります。お急ぎの場合はレターパック指定で430円になります)

お支払い方法

料金は受付時にご案内するネットバンキング、もしくは冊子に同封する郵便振替払込票で、冊子到着後にお支払いください。(なお、領収書については、ゆうちょ銀行の受領書もしくはご利用明細をもって替えさせていただきます。別途、領収書をご希望の方は、受領証もしくはご利用明細に返信用封筒を添えて、保育園を考える親の会までお送りください。)

ご注文からお届けまでの流れ

「購入する」をクリックして、フォームよりご注文ください。ゆうメール便等の都合により、ご注文からお手元に届くまでに、1週間程度を要する場合もあります。ご了承ください。

バックナンバーについて

在庫のあるものについて、1部500円でお分けしています。ご希望の場合は、年度を明記のうえ、お申し込みください。[在庫切れ]2001-2005年度版、2011年度版、2012年度版(左記以外は在庫があります)

お詫びと訂正

冒頭記事「保育状況は本当によくなっているか?」、データ3・札幌市の「育児休業中の上の子の扱い」、データ4の複数市区の保育料の注釈に誤りがありました。下記ファイルをご覧ください。

2022年度版お詫びと訂正

過去6年間の状況、文京区に訂正があります。下記ファイルをご覧ください。

2021年度版のお詫びと訂正

記事、清瀬市、小金井市、松戸市、川崎市、練馬区、横浜市のデータに訂正があります。下記ファイルをご覧ください。

2020年度お詫びと訂正

園庭保有率の記事、松戸市、浜松市、小金井市のデータに訂正があります。下記ファイルをご覧ください。

2019年度版のお詫びと訂正

墨田区、立川市、市川市、佐倉市、小金井市に訂正があります。訂正内容につきましては、下記ファイルをご覧ください。

2018年度版のお詫びと訂正

小金井市と川口市について訂正があります。訂正内容につきましては下記ファイルをご覧ください。

2016年度版訂正(PDF版)

複数の自治体の複数の項目について訂正があります。訂正内容につきましては下記ファイルをご覧ください。
2016年度版訂正(PDF版)

2015年度版の数値(文京区・データ2)および記事に一部訂正があります。訂正内容につきましては下記ファイルをご覧ください。
2015年度版訂正(PDF版)

2010年度版の4ページ(7行目)にある
「入園決定しなかった児童数」の合計43,340人の有効回答数に誤りがありました。
(誤)継続の差も含む有効回答93市区
(正)継続の差も含む有効回答91市区