食べる意欲を大切に

*児童育成協会「こどもの栄養」に会員が交代で執筆した連載を再掲載しています。

わが家には2歳になる男の子がいます。毎日元気に保育園に通い、お昼ごはんと補食はほぼ毎日「おかわり」をして帰ってきます。

離乳食を始めた時期が早く、食べることに対してすごく積極的な子でした。まずは「食べることは楽しい」と思ってもらいたく、「みんなで食事をすることは楽しいね」ということを大前提に食事の時間を迎えるようにしています。みんなでニコニコしながら一緒のテーブルを囲み、「おいしいね」「たくさん食べられて楽しいね」と声をかけるようにしてきました。成長するに従って、苦手なものをお皿からつまみだしてみたり、複数のお皿のご飯をひとつにまとめてみたりと、多少の遊び食べやこぼしても怒り過ぎないように気を付けています。

食事を作るときは、野菜や肉、魚など、調理する前の食材を一緒に見て「これがトマトだ」「りんごだよ、赤くて丸いね」「これはお魚だよ、目はどこかな」「これはこういう風に切ってみようね」など声を掛けるようにしています。料理の完成品を見せるだけではなく、自分自身がどういった色のどういう形の食材を食べているのかを知って欲しいと思います。

1歳を過ぎてからは、生のトマトを1日1個かぶり付いて食べていました。手も顔もエプロンも真っ赤になりますが、美味しそうな顔、1個食べきった時の嬉しそうな顔を見て、好きなものを思いっきり食べることも必要なのだと思いました。

手掴み食べもたくさんしてきましたが「スプーンがいい」「フォークがいい」「ママのお箸を持ってみたい」という意思、要求に対して、「いいよ」と受け入れ、一緒にやってみようと心がけています。「まだ出来ないだろう、危ないだろう」など「制限する」のではなく「まずは挑戦してみること、挑戦させてあげること」に意味があると思っています。子ども自身がやってみたい」と思ったことを尊重したいと思っています。

昨日まで好きだった食べものが急に嫌いになったり、毎日欠かさず食べていたものに見向きもしなくなったりもします。「嫌いな食べ物のブーム」がすごいスピードでやってきます。それでも食べないことを怒るのではなく、食べなさいと強く言うこともせず「ひとつの成長だ」と考えて声を掛けるようにしています。「ひとつ食べてみようか」や「一緒に食べてみようよ」と声を掛けると「うーん、どうしようかな~」という顔をして気が向けば食べてくれます。嫌いなものを食卓から遠ざけてしまうのではなく、食卓に置いておく、出し続けることでいつか「食べてみようかな」と思ってもらえればと思っています。

新しいもの、どんな味のものか分からない食べ物は大人だって身がまえます。子どもなら尚更だと思います。でも、周りの大人が食べていれば「自分も食べてみようかな」と思ってもらえるチャンスが増えると思います。色々な食べ物を知って、食べて、元気に成長してもらいたいと考えています。

炊飯器で一緒につくるチキンライスとジャガイモの添え物 

チキンライス

〈材料〉

 米……………………3合

 鳥もも肉1枚………200g ※豚ひき肉でも代用可能

 玉ねぎ………………1個

 人参…………………1本

 ピーマン……………2個

 ミニトマト…………5個~6個

 コーン缶  ※野菜はミックスベジタブルでも可。 冷凍のまま炊飯器に入れてOK。

 コンソメ顆粒………小さじ2 ※炊飯量の水に溶いておく。

 ケチャップ大さじ…3~4

 塩・こしょう………少々

 しょうゆ……………少々

ジャガイモ

アルミホイル

作り方 

 米をといで、調味料を全て入れ炊飯器に入れて混ぜておく。

 野菜を食べやすい大きさ(あらみじん切り)にする。

※玉ねぎは一度水に晒すと辛味が抜ける。 

  鶏もも肉は皮付きのままでもOK。厚めの部分があれば削ぎ切りにして厚さを均等に

  揃えておく。

  の野菜、鶏もも肉を入れる。この時、火の通りを良くするために材料が水

  浸かるように入れる。

 ジャガイモを洗い、アルミホイルで包み、の炊飯器の真ん中に置く。

 炊飯ボタンを押して炊飯する。

  炊き上がったらキッチンバサミで鶏肉を一口大にカットする。この時火の通りを合わ

  せて確認、ジャガイモを取り出して火の通りを確認する。

 チキンライスは良く混ぜ合わせたら完成。

※ 卵を焼いてオムライスにしても良し、ご飯を丸めてライスコロッケにしても美味しい。

小分けにして冷凍保存もできる。

*児童育成協会「こどもの栄養」に会員が交代で執筆した連載を再掲載しています。

Facebook
Twitter
Follow by Email
RSS